借金から這い上がった人から学ぶ「これからの生き方」と3つの教訓

借金から這い上がった人の話

多からず少なからず、皆さんも借金をした経験があると思います。

恥ずかしながら私も借金関係で友人とトラブルになったことがあって、それはそれは大変面倒なことになりました。

その時に起きた経験を教訓として、以降細かい金銭以外は友人や知り合いから借りることをやめました。

とは言え、友人関係がメチャクチャになるだけならともかく、中には人生そのものまで借金でメチャクチャになった人がいます。

そういう人たちが、その後どのような人生を送るかと言えば、破産したり、夜逃げしたり（最近ではあんまり無いのかもしれませんが）、あるいは自殺してしまったり・・・。

多岐に渡ると思いますが、その中でも借金をバネにして這い上がってきた人というのも、少数ですが居ると思います。

ではそのような人たちは、如何にして死地から立ち上がってきたのか。

今回はそんな記事にしていきたいと思います。

2億円の借金から這い上がった人のブログ

[参考]
【借金２億円】人生のどん底をみた父から学んだ「人生で大事なお金のこと」

このブログは事業に失敗し２億円の借金を背負ったものの、逆境に立ち向かって借金を返済し終えた父をもつ方のブログです。
ここに載っている父の教訓をいくつか抜粋していきましょう。

1. 金を人望に変える

お前よう覚えときや。
金はいくら積んでも所詮金や。
金の切れ目が縁の切れ目っていうのは、金を金以上にできなかった俺みたいな成金の末路やな。
本当に成功する奴はな、金を人望に変えるんや。

冒頭でも語りましたが、これは様々な方が身にしみて理解されていることだと思います。

よくドラマなどで「金持ちがいくらお金を使っても幸福になれないことに気付く・・・」みたいな話を見かけますが、単にシナリオが書きやすいから使われている、というわけではなく実際にお金を持った人間が陥りやすい、あり得やすい（変な日本語ですが・・・）話だからです。

抜き出した文にもある通り、金はいくら積んでも金以上の価値を生み出すことはありません。
その先にある物を求めようとするならば、それ以上に自分自身が努力しなければなりません。

これに当てはめていくと、妙に人脈が広い人をたまに見かけますが彼たちは少ない金を人脈に変える才能があると言えるでしょう。

私たちは彼らから色々学ぶべきなのかもしれません。

2. ローン金利以上に儲ける

ローンとか分割払いにすると金利がかかるから一括のほうがええっていう風潮あるやろ？
でもな、ローンも悪いもんちゃうで。
確かに金利はかかるけどな、本来返済するはずだった金を別のことに使って、金利以上に儲ければええねん。

個人的にはこのブログに載っていた教訓の中で１番ハッとさせられた教訓でした。

借金から這い上がる為にお金を稼いでいく上でお金が貯まれば返済するのではなく、貯めたお金をさらに増やす為の元手とするという発想は非常に重要だと思いました。

最終的に払う額は上がるので一見損かのように見えるのですが、個人にお金からお金を生み出す力があればこの方法を取るほうが良いのは間違いありません。

3. 「お金が無い」と人前で言うな

たとえ金がなくても、金ない金ないなんて言うなよ。
何かにつけ金がないって言う奴おるやろ。あれはやったらあかん。
金がない奴と仲良くしようなんて奴おるか？
なんかトラブル起こすかもしれんのに。
金がない言ってる奴はな、それだけでチャンス逃してまうねん。
特にビジネスではそうや。
友人関係なら金が無くても付き合うかもしれん。
でもな、ビジネスは殺し合いや。
戦う武器が無いて言うてる奴を戦友にしようなんて思わんやろ。

たとえ金が無くてもわざわざそれを言いふらすような真似だけはするな。
金があるように思わせろ。
それだけでチャンスがやってくることもある。

昔友人と出かける際、いつも「自分はお金がないからパスで」って言う奴がいました。

その頃は皆学生でしたので仕方がないのも分かるのですが、そういう時って何となくムードが白けちゃったりしますよね。

無理をすればいいってものでもないのですが一方でここに書かれている通り、金が無いと言っている人間はチャンスを逃してしまうのです。
それは１番最初にあった「金を人望に変える」という話にも繋がってくることでしょう。