スロット パチンコ

開店前のパチンコやスロット屋にいる人は何のために並んでるの?を詳しく解説します

朝からパチンコやスロット店に並んでいる人達は何のために並んでるの?を解説します[引用元]http://blog.livedoor.jp/choiwaru_diet/archives/2011-04.html

読者の皆さんも、1度は朝にパチンコ店の前を通りかかったことがあると思います。
その際に朝から行列を作って開店を待っている人を見かけたことはありませんか?

田舎の方では中に並ばせたりもするので見ないかもしれませんが、街の中心部だとそういったスペースも無く、道に並ぶのが基本です。

酷いところだとウン百人にもなる事もあります。
そんな列を見て思ったことあるんじゃないでしょうか。

「何で並ぶ必要があるんだ?」
「そもそも並んでまで、パチンコスロットって打ちたい物なのか?」と。

良い台を取る為なのは分かるけど、なぜそこまでする必要があるのか?

そんな疑問にお答えしていきたいと思います。

並ぶ理由は大きく分けて3つある

良い台取る為だけだろう!とお思いの方。
そこまで単純ではありません(笑)ギャンブラーの並ぶ理由はそれぞれ違います。

まず1つ目は、ただ単に朝からすることが無いから並んでる人たち。
しかし、これはかなり稀です。
することが無くても、開店少し過ぎた頃にくれば済む話だからですね。
なので、並ぶ人より置いてある台数のほうが少ないような店で無い限り、あまり起こり得ません。

2つ目は、目当ての台があるから。
だいたいがこのパターンに分類されると思います。
例えば新しく入った台であったり、人気のある台を打ちたい場合、並ばないとどうしても座れない場合があります。

こういった台は、朝座れなかったら、それから長い時間待たされることになるんですよね。
台数が多く、離席率が高い店でも、2~30分以上は待たされますし、朝一だと、少なくともある程度は打つ人ばっかりなので、2時間程度はかかります。

その為、並んでしまったほうが、結果的に待つ時間が短くなる、といった理屈なワケです。

3つ目は、儲けられる台があるから。
2つ目と似ているように見えますが、大きく違います。
2つ目は打つ台を決めているとは言え、それはあくまで「勝負する台」であって、儲けられる台、「勝てる台」とは違うんですね。

パチンコとスロットは性質上、永遠に打ち続けたら100%勝てる台というのが存在しています。

そういう台のみを狙って打つのが、いわゆる「パチプロ」という存在なのですが、とにかくそれを他の知らない客、あるいはパチプロのライバルに取られないように並んでいる……。
これが3つ目の理由ということです。

じゃあ朝から並べば皆んな勝てるの?

でも何だかこう書くと、パチンコスロットで勝つのは簡単なように思えますね。
「勝てる台」に座ってれば、勝てるんでしょ、と。
そう思われる方も居るかもしれませんが、しかしこれは、悲しいぐらいに間違いです。

当たり前と言えば当たり前ですが、だいたいの店は「勝てる台」を毎日固定にはしていません。

なので、日によって変わる台を、事前に自分が掴んでいる情報などから、読み解かなくてはなりません。
(逆を言うと、「勝てる台」をずっと放置している店もあるのですが、これはまた別の話……)

この、情報を掴むというのが厄介でなもので、店側にとっては一般の客にも還元したい為、なるべく情報を伏せるようにします。
だから血の汗を流す努力をしながら、それらを見つけていかなければ、パチンコスロットで勝つことはできません。

パチプロの1日

筆者の友人に、スロットだけで生計を立てていた者が居たのですが、その人の1日を紹介しましょう。

前日21:00~23:00

自分のシマである3店舗を周り、台のチェック。
天井(※1)付近、及び大当たり中の台(※2)をメモする。

当日0:00~2:00

スロットの情報サイトなどで、スロットごとに異なる特性を勉強する。
また、パチンコ店から届くメール等から、明日の狙い目の台や、店を回るコースなどを考えていく。

当日7:30

前日見つけた天井間近の台を抑える為、起床。
寒空の中、並び順1番を確保し、9時の整理券配布まで並び続ける。

当日9:00

整理券を貰った後、急いで2店舗目へ移動。
2店舗目は、整理券だけ貰い、店員に話しかけ、今日の台について聞く。

当日10:00

1店舗目に並び、入店。
マナーが悪い店だと、後続が順番を走って抜かし、目当ての台を取られることがあるので、店内を全力疾走。

当日11:00

1店舗目を出た後、朝昼兼用の牛丼をかき込む。

当日11:30

2店舗目に行き、設定(※3)が使われていると推測される台を抑え、打ち始める。

当日20:00

打ち終わり、換金をする。
この間、トイレ以外ほぼノンストップで打ち続けている。

以降、上に向かってループ。

パチプロ・スロプロはここまで命をかけている

どうでしょうか。
パチプロ・スロプロ全員がこのような生活を毎日送っているとは言いませんが、毎日打ち続けないと儲けがその分少なくなっていくわけですから、最低月の2/3はこのような生活をしているのです。

これを勤務時間に換算するとブラック企業なんか目じゃないことになるのはお分かりだと思います。

いやいや、好きなことしてお金稼いでるんだから勤務時間に換算するのはおかしい、と思うかもしれませんが友人曰く「スロプロをすれば、スロットが嫌いになる」らしいです。

好きなことは仕事にできない、とは言いますが逆説的な言い方をすれば好きなことを仕事にすると嫌いになるものです。
日々そういった苦痛を感じながら騒音悪臭の中でスロットを打ち続ける……。

会社に勤めるほうがマシなくらいパチプロ・スロプロというのは厳しい物なのです。

と、話が脱線してしまいましたが、ともかくそういった3つの理由のどれかで人は並んでいるということです。

今度見かけた時は、あの人はどういった理由で並んでいるのか推測してみるのも面白いかもしれません。

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